大変ご無沙汰しております。
淡路帆希です。本人です。
長らく更新できなかったこと、ならびに作品を発表できずにいたことをお詫び申し上げます。
また、世界中が大変なことになっている中、どうか一人でも多くの方が健康で、ご無事でいられますよう願ってやみません。
まずお話ししたいのは、活動を停止していた理由について。
これは病気療養に尽きます。
治療によって日常生活は取り戻せましたが、執筆という自分の内側にあるものをアウトプットする作業が困難になり、その時間が長く続いてしまいました。
そのため、お世話になっていた編集部とも疎遠になってしまい、担当編集の方が退職されたのを機にご縁がなくなってしまいました。
これは完全に私の不徳の致すところ、致し方ないことであります。
なので私は今、作家ではなく、ただの一般人です。
こちらの更新が止まっていたのも、報告できるような活動もしていないのにという思いが強く、そうして日が経つにつれ更に書くきっかけを失っていきました。
拍手にて安否を問うコメントをくださっていた方々には感謝とお詫びの念が絶えません。
そういった事情により、今現在、商業での活動予定はありません。
申し訳ございません。
ですが私の手元には、以前に書き上げた作品がございます。
活動停止前、新作の企画として挙げていたものに加筆修正をしたものです。
この作品の中のある台詞を、今、どうしてもお届けしたくて戻ってまいりました。
幸いなことに、今はインターネット上に作品を自由公開できる術が多種多様にあり、そちらを利用させていただこうと思います。
こちらからご覧ください。→
☆☆☆以下はネタバレを含みます。
こちら、概要をご覧になりましたらおわかりの通り、以前の私の作風とは大きく異なります。
なので、もしかすると驚かれたり、がっかりされるかもしれません。
これを企画として挙げた際、新しいことにチャレンジしてみたいという思いからできた作品でした。
より一般向けの現代劇を、一度書いてみたかったのです。
お話の元になったのは昔訪れた旅先の体験です。
そこで見た風景を、小説として、文字に書き起こしてみたくて企画しました。
このブログにも書いたことがある旅先のお話なので、既視感のあるものになっているかと思います。
また、主人公のプロフィールにも見覚えがあるかもしれません。
お察しの通り、年齢や職業などに関しては執筆当時の私自身をもとにしています。
これは加筆修正の際、ただの旅物語では盛り上がりがない、よりドラマチックにと考え、主人公が病を抱える設定にしたためです。
症状などの描写をなるべく正確に書きたいという思いから私自身の基礎情報を落とし込んでいます。
それと旅先の風景以外は、当然ながらすべてフィクションです。
作中で取り扱った専門知識に関しては、詳しい方にお知恵を貸していただきました。
実を申しますと、この作品は以前、少しの期間だけ別の場所で別の名前を使い、公開していました。
やはり作風があまりに違うので、正直に名乗って公開することに怖じ気づいてしまったのが理由です。
概要の時点で「これは無理だ」と感じられましたら、是非、そっと閉じてください。
今は、リハビリのつもりでファンタジーを書いています。
こちらも、いずれ公開できたらと思っています。
書きたいものはいろいろあるので、少しずつ形にしていけるよう頑張りたいです。
最後に。
現代において、ほとんど多くの方がSNSで情報を得ているものと思います。
ブログより、そちらのほうが都合が良いのかなと考え、Twitterのアカウントを作りました。
こういうのはあまり得意ではないので、上手に活用できる自信はないですが……。
どうぞ、よろしくお願い申し上げます。
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