2014年06月16日

リリィ

「海波家のつくも神」絶賛発売中でございます。
本日はなんと、えいひ様が宣伝イラストを描いてくださいましたのでご紹介。
えいひ様、お忙しい中ありがとうございます。

ヒロインのリリィです。
表紙のセーラー服とは違い、試し読みの冒頭シーンでも着ている私服のワンピースですね。
実は表紙一枚のために、こうした私服などのデザインもしてくださっていました。
L文庫は挿絵も口絵もありませんのでもったいないところではあります。
表紙にはいない主人公の大地もキャラデザ自体はあり、別案の表紙ラフにはいました。
日の目を見ず残念ではありますが、実際の装画では撮影係でもやっているのだと思えばそれはそれで大地らしい感じはします。

発売から数日経ったので、もうちょっと詳しい内容紹介をしてみます(どこまで書いていいのかわからないので裏表紙のあらすじと公式の試し読みを確認しつつ)

小学生の時に事故で両親を亡くした主人公の大地が、高校生になって元々住んでいた古い家に一人で戻ってくるところからお話は始まります。
そこには付喪神たちが住み着いていて、ヒロインのリリィは童話作家だった大地の母親が高校生の時に書いていた、未完の童話が書かれているノートの付喪神です。
数年ぶりに戻って来た大地にリリィは「わたしと契約して童話の続きを書いてよ!」と迫ってくる、そんな話です。
嘘です。
でも、契約はしませんがそんな感じのボーイ・ミーツ・ガールです。
現代ファンタジーですが、ノスタルジックな何かを感じ取っていただけるようにと思いながら書きました。

主な登場人物紹介もしてみます。

海波 大地:主人公。高校一年生。物に魂を与える能力を持っている。
リリィ:童話が書かれているノートの付喪神。童話の作中で使う香水の魔法を実際に使える。
しゃも爺:しゃもじの付喪神。お米大好きお爺さん。食パンは敵。ダジャレその1。
青葉&紅葉:ペアカップの付喪神。バカップル。ダジャレその2。
秋津:掛け軸に描かれている絵の付喪神。外見5歳で中身は年寄りというアレ。食い意地が張っている。
珠風:秋津と一緒に描かれている子犬の絵の付喪神。食い意地が張っている。

こんな付喪神たちとの生活を中心に、大地の高校生活も描いています。
黒髪ポニーテール委員長とか妖怪大好き少女とか野生児系幼なじみ男子とか出てきます。

そういえば、表紙でリリィが着ているセーラー服は緑色ですが、これは私の高校時代の制服が元になっています。
セーラー服ではなくブレザーでしたが緑の制服に金リボンというカラーリングはそのまんまです。
これがまぁ、街中でけっこう目立つんですね。うちの学校はある部活が強くて大きな大会となると全校生徒総出で応援に駆り出されるわけですが、移動中とか会場内でも目立つのなんの。
殺気立っている対戦校から「ウグイス軍団」とか「バッタ族」とか罵られたこともある、そんな思い出深い制服です。
何年か前にリニューアルされたみたいで普通の紺色ブレザーになっちゃいましたが。
新しく、そして街中に馴染む制服を着ている母校の生徒さんたちを見かけるたび、舌打ち寂寥を覚えます。
そんなノスタルジーも込めてみました(無理やりテーマに繋ぐ)。

富士見L文庫は20代以上の、主に女性へ向けたレーベルのようですが、決して男子禁制なレーベルではないですし、読者層の男女比は女性7割・男性3割くらいを目指しているとのことです。
実際、本作はもともと男性向けライトノベル用に考えていたものですし、そういうつもりで書いても「なんか中性的だね」とか「ライトノベルっぽくないね」と言わてしまっていた私の、いつもの感じに仕上がっています。
女性向けかな〜、と迷ってらっしゃる男性の皆さまにも、是非お手に取っていただきたいです。
よろしくお願い申し上げます。
posted by 帆希 at 21:08| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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